ハザクラ珈琲館

珈琲や暮らしに関することを紹介します。

「ジョージア エアロプレッソ」に新しいコーヒーの形を見た。

このところ、セブンイレブンのコーヒーに関する記事が続いているが、せっかくだからもうひとつ紹介したい缶コーヒーがある。

 

昨年の5月にセブンイレブンで発売が開始された「ジョージア エアロプレッソ」だ。

 

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缶の形状がちいさなワインボトルのよう。

2016年にコカ・コーラより発売された「ジョージア コールドブリュー」と同じ形か、少し違うのかもしれない。コーラにもこの形状の缶が採用されていた記憶がある。

 

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特別コーヒーが好きでないひとでも、そのスタイリッシュな缶に目が留まり、手に取ってしまいたくなるだろう。僕がはじめてコンビニでコールドブリューのボトル缶を見たときにはそんなコカ・コーラの戦略的な思惑を感じた。だが、実際に購入してみるとこの形状の良さが分かる。斬新な形で注目を集めるだけではなかった。

 

まず、持ちやすさに気づいた。それから従来の185ml缶や、350ml缶にはないものがあることに気づく。

マグカップの大きな飲み口から湯気と香りがたつ、それがコーヒーの最も優雅な形である。外出時に飲む缶コーヒーでは再現できない。自動販売機やコンビニで買った缶コーヒーにその優雅さを持たせることなど、だれもが諦めていた、いや求めてもいなかったのだ。マグにはマグの缶には缶の味があるのだ。

 

僕もまた、缶コーヒーに優雅さや見た目といったことを求めてはいなかった。それは心地よい空間で、座り心地のよいソファや洒落た椅子に腰かけて、落ち着いた雰囲気のなか、マグカップに注がれた拘りの一杯に任せておけばよいのだと。

ところがコカ・コーラのボトル缶は、マグカップとは異なる種の「優雅」さを持っていた。これは明らかに新しいコーヒーの形である。外出時に、風を感じて青空の下で飲む優雅を形にしたのだ。

缶コーヒーには缶コーヒーの楽しみ方があり、必ずしも優雅である必要はないが、ひとつのコーヒーの形が誕生したことには嬉しく思う。

 

 

 

 

 

エアロプレス抽出の缶コーヒーか。

エアロプレスは2005年にフリスビーの会社エアロビーの社長、アラン・アドラーにより発明された新しい抽出器具である。

 

フレンチプレスとペーパードリップを組み合わせたような抽出方法であり、その結果、両方のメリットを得ることができる注目のコーヒーなのだ。

 

フレンチプレスは圧力をかけて抽出するからコーヒー豆本来のコクと苦味、うま味を余すことなく抽出できる。ただ、粉が細かいと金属フィルターの隙間で捕まらないため、コーヒーに粉や雑味が残ってしまう。そのため豆は粗挽きか粗目の中挽きが推奨される。

その点、エアロプレスはペーパーフィルタ―を使用するため、粗挽きから細挽きまで対応し、雑味がコーヒーに入ってしまうこともない。

コクやうま味を全て引き出すことに置いては、フレンチプレスの方が優秀だがペーパーフィルターのはたらきで、全ての固形物を排除できるのは嬉しい。

 

注目すべきは味だけではない。

エアロプレスの一番の利点はその楽さであろう。抽出スピードも熱湯で浸して圧力をかけるだけだから、2分とかからない。

そのうえ片づけが楽すぎる。ペーパーフィルタ―捨てて本体を洗えば終わりだ。お手入れも要らない。

 

何より、味の善し悪しを決めるのは豆の質次第なのだ。

ドリップやサイフォンとなると淹れるひとの技量が大きく味にかかわるが、このエアロプレスは誰がやっても同じ味になるなのだ。

美味い豆でやれば、豆の成分がしっかりと出て雑味もない美味しいコーヒーが出来上がる。しかし、不味い豆でやれば誤魔化しも聞かないので、不味いコーヒーになる。

 

つまり、豆本来の味をしっかりと引き出すことができる抽出法というわけだ。

サードウェーブやスペシャルティの波にあった、素晴らしい発明である。

それが、去年の5月にジョージアから缶としてセブンイレブンで発売された。これまで一部のコーヒー好きには注目されていたが、だれの目にもつくコンビニで「エアロプレッソ」の字を見た時には驚いた。

 

 

 

 

 

まだ美味しくなる。

新しい缶に、新しい抽出法。缶コーヒーの可能性をまた垣間見せてくれたこの「ジョージア エアロプレッソ」だが、その実力はどうのなか。正直にいえばまだまだである。だが、確かな伸びしろを感じた。コクと後からくるキレの良さ、それから雑味の殆ど感じられない抽出は見事である。ただ、豆の質とややコーヒー豆のすべてを引き出しきれていまいようなもどかしさも感じる。

エアロプレッソとして、初の缶コーヒーとしてはかなりの高評価であるが、まだ美味しくなるというところか。

 

さらに改良され、ジョージアから缶コーヒー界にもエアロプレッソが普及することを期待している。

 

 

 

 

 

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