ハザクラ珈琲館

珈琲や暮らしに関することを紹介します。

最先端技術とこれからの生活

日々、最新技術のニュースが目にはいる。

急速に時代が変化していくような感覚と、そのスピードに大切なことを見失ってしまいそうな感覚が平成という時代の終わりとともに、暴走しているようだ。

今朝も人工食肉の技術がすごい、という趣旨のニュースを読んだ。

 

テクノロジーが高まるにつれて人間の生活は便利になっていくし、新発明は環境や病気などの深刻な問題も解決する事例は多くある。それはいいことだろう。

 

しかし普及しすぎた技術は、問題を生んでしまうことが多々ある。

このあいだの仮想通貨問題がまさに技術の穴だ。

スマートフォンの普及が、一体どれだけの問題を引き起こしているか。電球の普及がどれほどの自然を破ってきたか。

原子力もそうだ。

 

最新技術のニュースがあるたびに、驚くと同時に副作用を心配してしまう。

それは世間も同じようで、車の自動運転システムについては、レベルで分けられてどのように取り入れようかと、慎重に討論している。

事故を起こしたときの責任の所在がどこにあるのか、という問題もある。

 

人工知能が活躍し始めている。彼等が人間の仕事を奪っていくと危惧されている。とうぜん、そうなるだろう。これまでも機械に任せられることは任せてきた、人工知能を使うことに躊躇するひともあるが、もはや手遅れなのだ。

AIは責任を取ることができない。時代は根本から変わっていくのだ。

 

 

最新技術の副作用は心配されるが、それでも技術力は加速度的に向上している。あらゆる分野で改革が行われている。

我々が時代の変わり目に産まれてしまったらしいことは、明らかだ。

 

こうなれば、前向きに新時代を迎えてやろう。

最近、面白いとおもった最新技術をいくつか紹介する。

 

 

 

・ドバイ警察の空飛ぶオートバイ

 

お金持ちの国、ドバイ。

誰もが高級車の一台や二台は持っているドバイでは、パトカーも高級車が使われている。ランボルギーニ、ブガッティ、シボレー、フェラーリマクラーレンアストンマーチンなど、抑えるべきところは抑えている。

そんなスーパーパトカーで有名なドバイ警察が、いま導入計画を進めているのは「空飛ぶオートバイ」だ。

 

その名を「スコーピオン」という、1人乗りのオートバイである。

4枚の回転翼が、ドローンを思わせる。時速約64キロで、25分間の飛行が可能だという。

交通渋滞のなかでも空から車を追い越して、目的地へ向かうことができる優れものである。

さらに、ドバイ警察は「ロボット警官」や「自動走行パトカー」などの最先端技術を取り入れることも発表している。

 

 

 

・浮遊発光装置

 

ルシオラ」と名付けられたその装置は、東大と慶応大の研究チームによって開発された。

ホタルのように、光を発しながら空中を浮かび移動もできる。発光ダイオードを内蔵した直系4ミリの半球状で、重さはたった16ミリグラムだというから驚きだ。

ビーム状の超音波を当てることで浮遊させるのだとか。僕には原理が分からない。

 

おもしろいのは、「無線給電」を使って電池を不用とすることで軽量化した点だ。

「ワイヤレス給電」とも言われるその技術は、最近スマートフォンの充電器としても登場した、置くだけで充電される装置にも使われている。

実は、「ワイヤレス給電」自体はすでに生活のなかで親しまれている技術である、電動歯ブラシや、コードレス電話などに搭載されているのがそれだ。

 

ところが、スマートフォンの充電器に使われているのは、これまでのものとは違う、新しい方法のワイヤレス給電システムなのだ。

この浮遊発光装置にも同じものが使われていると思われる。

 

ルシオラ」がこの先、どのように進化して生活に組み込まれるのか。街灯や広告は浮き、空飛ぶオートバイのような乗り物が普及した時には、空中に目印が必要になるだろう。そこで「ルシオラ」が活躍するかもしれない。

 

 

 

・インフルエンザの万能ワクチン

 

毎年苦戦するA型インフルエンザ。

今年は特に、何百万人という人がインフルエンザの診断を受けている。

毎年、今年はこの型が流行るだろうというウイルスを予想して、その型のワクチンを大量に製造する。

 

そこで厄介なのが、新型インフルエンザである。

A型インフルエンザウイルスは絶えず変化を繰り返すため、予想のしようがない新型が生まれる。そうなるとワクチンの開発と製造が追いつかない。

 

 

 

今回完成した万能ワクチンが、なぜ、変化し続けるウイルスに対応することができたのか。

 

実は、インフルエンザウイルスには、「頭」と「胴体」と呼ばれる部位があり、変化をするのは、主に「頭」なのだ。「胴体」の部分はトリでもブタでも、ほとんどのウイルスがほぼ同じ形をしている。

 

これまでのワクチンは、「頭」に対抗するものであったが、今回は「胴体」を標的としたワクチンであるために、ほとんどのインフルエンザに対応しているというわけだ。

 

 

 

 

3つだけ、最新技術を紹介したが、まだまだ驚くべきものが多くある。

個人的には、デカフェの技術には期待いている。

少し前までは、デカフェなど珈琲ではない、と言って頑として飲まなかったが、人に勧められて断れずに飲んでみたら、驚いた。

カフェイン99.9%カットだというのに、珈琲の香りに変わりはない。

味も、悔しいが美味しいと言わざるを得なかった。

 

ただ、どのデカフェ珈琲も似通った味わいで、苦味や酸味、風味という奥深さに、限界がある。

それでも、昔飲んだものより圧倒的に美味しくなっていた。

今後の進化に期待している。

 

科学技術は、副作用こそあれど使いかたとルールを守り、「アナログ」のメリットを忘れることなく適材適所で利用することができれば、おおきな問題も起こりにくくすることはできるだろう。

スマートフォンや、原子力のように、規模の大きすぎる革命には失敗は付き物である。歩きスマホによる事故や、こどもの課金問題、視力の低下や、ハッキングによる個人情報の流出などなど、新しいものが普及すると、予想していなかった問題が起きる。

 

これからの時代、それ以上に危険を伴う飛んでもない技術が生活に導入されるはずだ。今まで以上に気を付けて、複雑になる技術をできる限り、理解していることが大切なのだ。自動車に免許があるように、高い技術を扱うには、それなりの理解と規則が必要になってくる。

 

 

それを肝に銘じて、我々は新しい時代を前向きに生きていかなければならない。