ハザクラ珈琲館

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セブンコーヒーが変わった

こんにちは。

セブンイレブンはコーヒーを変えたみたい。

 

レジ前にカップが置かれて、「NEW」と赤い字で書かれているところを見ると、これまでの変化とは一味違うらしい。

 

これまでは、こんなに大きく宣伝することもなければ、正直にいって変化も大したことはなかった。確かに変わってはいるが、セブンコーヒーの目指すコンセプトは変わらず少し深くなったり、コクが強くなったりする程度のことだった。

 

今回は「進化」というよりは、「改革」というべき印象をうけた。

 

僕は、カフェイン中毒が深刻なために、コーヒーは1日2杯までと決めている。

2杯しか飲めないコーヒーはせめて最高のものを飲みたいので、コンビニコーヒーはあまり飲まないのだが、セブンの自信ありげな宣伝にまけた。

 

 

 

「なるほど」

 

一口で、これまでのイメージを一新させる。

豆の量を増やしたのか、濃くなった。

キレッキレの苦味が「セブンイレブン」のブランド力を誇示するように効く。

 

 

たしかに、美味い。

美味いが、果たして戦略的に見て成功なのかは僕にはわからない。長年親しまれた味を捨てたこと、好みの偏る恐れのある深煎りのコーヒーは、おおきな挑戦だったはずだ。

 

コンビニに置いて最強の武器と言えるセルフコーヒーの改革が、セブンイレブンに必要だったのか。セブンが不調であるというのは耳にしていたが、コーヒー改革をするほどのことだったのか、日頃のセブンイレブンの挑戦的な姿勢であれば驚きはしないが。

とにかく、この改革がセブンにとって、良い方向に転がってくれるように願う。

 

 

 

サードウェーブの只中で、コンビニコーヒーのあるべき形は不透明だ。

 

シングルオリジンが求められるならば、100円でセルフというのは恐らく難しいだろう。

コンビニコーヒーは、サードウェーブを無視するべきだと個人的には思う。

 

 

断っておくが、僕もサードウェーブは大歓迎である。

だが、コーヒーというものが流行に染まるのはいやなのだ。所詮ウェーブだ。アメリカンコーヒーだってうまく淹れれば美味いし、ブレンドはコーヒーのおおきな楽しみのひとつである。「あの農園のこの豆」というようなものは、僕のようなコーヒー好きにとってこれ以上ない楽しみだろうが、好きな人だけが楽しんでいればよい。

 

 

今回のセブンコーヒーの改革が、戦略として、またコーヒー需要対策としてどう評価すべきかはわからないが、コンビニを代表するセブンイレブンのコーヒーの行方には気がかりであるとともに、楽しみだ。

 

 

コーヒーは、もっと多様な楽しみ方があっていいと思う。

サードウェーブという拘り思考が広まっているからこそ、大切にしたのは、コーヒーの多様性だ。

カフェラテを邪道とけなしてブラックに拘るのも構わないが、カフェラテが既にひとつのコーヒージャンルであることは世間が認めている。

アイスコーヒーやカフェオレ、コーヒーゼリーエスプレッソにカプチーノ、カフェモカ、カフェブラベ、コーヒーの形はまだまだある。

 

沢山の形をもっている飲み物なんて、こんなに素敵なものがあろうか。

飲み方だけじゃない、豆の品種や生産地もそうだが、焙煎法、抽出法にも多くの種類がある。

 

無限の可能性を持つ、「コーヒー」という飲み物は、世界中の人に愛されて全ての人が自分好みの1杯を見つけられるために進化を続けるだろう。

 

 

そのなかで、「セブンコーヒー」というひとつの形が突き進む道には、期待が高まる。

 

 

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